あと1カ月で子供が生まれるのに、なぜ子猫を迎えたのか

「今じゃないでしょ」と何度も思った

あと1カ月で子供が生まれる。

普通に考えれば、猫を飼うタイミングではない。

お金もかかるし、手間も増える。

むしろ落ち着いてからの方がいい。

それでも僕たちは子猫を迎えることにした。

猫は昔から好きだった

小学生の頃、猫を飼っている友達の家によく遊びに行っていた。

猫が可愛くて、ただ触りたかった。

大人になってからも変わらない。

オンライン会議で誰かの猫が映るたびに少し羨ましかった。

たぶん自分は昔から猫が好きだったんだと思う。

僕は合理的な人間になりたかった

昔の僕は合理性を重視していた。

できるだけ無駄を減らしたかった。

持ち物も減らした。

ミニマリストと言われるような生活だったと思う。

そのおかげか仕事では結果も出た。

会社ではMVPも獲得できた。

でも、その代わりに休みの日も仕事のことばかり考えていた。

人生が「効率よく回すこと」に寄り過ぎていた。

人生の豊かさは余白にある

少し仕事から距離を置く時間があった。

そこで気付いたことがある。

人生の豊かさは無駄にある。

正確には余白にある。

散歩かもしれない。

植物かもしれない。

趣味かもしれない。

そして僕にとっては猫だった。

猫は生産性を上げてくれない。

売上も作らない。

キャリアにもならない。

でも、だからこそ価値がある。

子供が生まれたら、もっと後回しになる

子供が生まれたら生活は大きく変わる。

夜中に起きることもある。

保育園に入っても熱で呼び出される。

習い事の送迎もあるだろう。

受験もあるかもしれない。

ふと思った。

「じゃあ、自分に余裕ができるのはいつなんだろう」

もちろん子供は大切だ。

でも、自分の人生も同じくらい大切だと思う。

だから猫を飼うことを先延ばしにしなかった。

子供にも動物と暮らす経験をしてほしい

もう一つ理由がある。

子供に動物と暮らす経験をしてほしかった。

人間同士とは違うコミュニケーションがある。

言葉が通じないからこそ学べることもある。

優しさや思いやりだけじゃなく、

「相手は自分の思い通りにならない」

という感覚も身につくと思う。

もし一人っ子だったとしても、家族の中に猫がいる。

それも素敵なことだと思った。

本当は僕自身が欲しかったものかもしれない

僕の親は動物が苦手だった。

だから猫を飼うことはできなかった。

もちろん親を責める気持ちはない。

ただ、自分は欲しかった。

だから自分の子供には選択肢を増やしてあげたい。

将来その子が動物好きになるかは分からない。

好きにならなくてもいい。

でも選べる環境は作ってあげたい。

猫を飼ったというより、人生に余白を作った

子猫を迎えたのはペットが欲しかったからだけではない。

効率や合理性だけでは埋まらないものがあったからだ。

人生を豊かにしてくれるものは、案外「なくても困らないもの」の中にある。

僕にとってそれが猫だった。

だから、あと1カ月で子供が生まれるこのタイミングで迎えることにした。

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ガリガリ集まれ

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